不動産売却を成功させるノウハウNo.44
2021年08月26日
囲い込みを防ぐ方法①
今回は囲い込みを防ぐor見破る方法を説明します。
具体的な方法として下記3点あります。
①レインズで物件のステータスを確認する
②別の不動産会社経由で探りを入れる
③「一般媒介」を結んで、複数の業者に売却を依頼する
一つずつご説明していきます。
①レインズで物件のステータスを確認する
「囲い込み」は、不動産業界の悪しき慣習としてメディアでも大きく取り上げられるようになってきました。
状況を問題視した国土交通省は、レインズに対策を講じるよう要請したのです。
要請に答えてレインズが打ち出した対策が、「ステータス管理機能の導入」です。
レインズの情報は今まで不動産会社しか閲覧できませんでした。
しかし、「専属専任媒介」、「専任媒介」を結んでいる売り手のみ、自分の物件の登録情報のみ閲覧できるようにしたのです。
具体的に以下の3つのステータスがあります。
・公開中
・書面による購入申込みあり
・売主都合で一時紹介停止中
確認方法ですが、媒介契約を結んだあと、不動産会社からレインズへの登録証明書を受け取ります。
(宅地建物取引業法で義務付けられています。)
その証明書に記載されているIDとパスワードを使って、レインズのHPからログインして確認することができます。
※下記詳細です。
https://system.reins.jp/common/sell_request.pdf
「公開中」のはずなのに「書面による購入申込みあり」や「売主都合で一時紹介停止中」になっていないか確認しましょう。
もし、取引状況に誤りがある場合はすぐに不動産会社に問い合わせしてください。
レインズも東日本・西日本等、エリアにより登録する場所が異なりますので、売却依頼先の不動産会社にどこのレインズに登録されているか確認しましょう。
次回は残りの2つの方法について、ご説明します。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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