不動産売却を成功させるノウハウNo.61
2022年01月20日
買取のデメリット
ではデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
一番のデメリットは【一般の方向けの売却に比べ価格が安くなる】ということが挙げられます。
一昔前に比べれば、付加価値を付けて販売するため高額の買取も可能になっていますが、買取業者も最終的には一般の方に販売をする為、購入できる金額も限度があります。
買取業者が買取価格を決める際は、
販売想定価格 - 付加価値をつけるために掛かる費用 - 自社の利益 = 買取価格となります。
その為、一般の方に販売するときと比較し、どうしても価格は安くなってしまいます。
只、必ず安くなるというわけではありません。
適切な買取業者を選べば、ご希望の金額に届く場合もあります。
そこで、買取業者を選ぶ際のポイントを3つ挙げさせていただきます。
①買取業者によって、土地や一戸建、マンション、賃貸アパートなどの得意分野の違いや、事業収益を収益率で算出するか収益額で算出するかの違いで買取価格に大きく差が出てしまいます。
そのため、買取対象となる不動産を得意とする買取会社を選ぶことが第1のポイントです。
②買取会社はスピーディーに販売する事で保有・維持コストを抑える事ができるため、買取した物件のリフォーム等が完了後、スピーディーに販売するためのチャネルを多く持っている買取会社を選ぶことが第2のポイントです。
③工事代金などを低コストに抑える仕組みや、小規模により経営コストを抑えて、買取価格に反映できる企業ノウハウがある買取会社を選ぶことが第3のポイントです。
全く同じ物件でも買取業者によって2割以上差が出ることもあります。
買取業者を比較して、一般の方向けの売却と比べ遜色のない金額で売却できたケースもあります。
買取の提案をされたときは、複数社見積もりをとることをお勧めします。
買取は全ての方におすすめできるわけではございませんが、条件よくご売却できることもあるのです。
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本日は以上となります。
次回も引き続き、 賢く・高く、不動産売却をしていただく為の、ノウハウ をお届けいたします。
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